おひさま匂うよ草の風、
カマキリたちが生まれます。
ざあざあざあざあ、雲浴びて、
鎌をもたげる幼虫は、
枯れ葉の秋まで生きられまい。
私は今年の秋も無事越えて、
カマキリの卵がかえるのをあと幾度でも見るのでしょう。
夏は雲が上へ上へと膨らんでゆきます。


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鈴の鳴る場所呟きの歌 (C)isuzu since2001