おとぎ話の森。
(13:50 2010/01/08)
黄昏色した君の手は、何を掴もうというのだろう。
私はここで円形劇場の中央で、座り込んでいる観客でしかない。
(13:51 2010/01/08)
とまりの木の子
(12:42 2010/01/13)
黒板どろぼうと転校幽霊、小石を集める転入生。
ケータイ波動砲。
(15:39 2010/01/20)
ヨーグルトコーヒーメーカーに、
お米をたっぷり入れまして、しゃくり、しゃくり。
海苔をちぎりまして、指の周りに丁寧にまいて、ぱくり、ぱくり。
いたい。いたい。
(23:18 2010/03/11)
ぱっぱろーねにあはおかあさんをなくしてこいしくて、
どうしようもなくてなきました。
かわいそうな、ぱっぱろーねにあ。
おとなびてしまうのはしかたがない。
(04:20 2010/03/14)
ねむいねむねむねむどうすれば。
ねむいねむねむねむどうしよう?
扉を叩いて水を持ってきてもらおうか?
それともベルを鳴らしてひっくり返して水を入れてはこぼそうか?
ネズミを殺そう、ネズミを殺そう、
ネズミ吊さげた家には寄らない。
悪魔がそこに住んでいる。
(23:16 2010/04/01)
遠くの雲は雨の雲
山にかかって色を奪います。
おうちにかえりたいな。
おうちなんてどこにもないけれど、おうちに、かえりたいな。
(21:16 2010/04/03)
私を追ってくるものが誰もいないこの道、せかされないことは残酷です。
一人で行く道は寂しい。
(23:30 2011/02/22)
せみせみかわせみよるのつき。
おとなになるよなかえるのね。
はるけきたのかはいまいずこ。
蝉蝉カワセミ夜の月。
大人になるよな蛙の音。
遥けき田の夏は今いずこ。
(23:31 2011/07/11)
しるしるしなのはのは、
またからしをみてやりは、
たんとん、ぱ。
やあや、やあや
はんもんしましるな。
(10:11 2011/08/02)
浮かれさわぎの脇道で踏み込む土は濡れていた。
びしよりぐちやりと絡みつく草のにほいのする土は。
クローバーはささやかなり、
もし、
花かんむりとして摘まれずとも。
(09:35 2011/08/09)
市場に君が消えたので探しにゆこうあの空へ。魂の抜けた山師は空恐ろしい闇をみた。悲しみはやがて土の煙に庇われて絹の里から罪を泣く、
まなたりめりや、まなたりめりや、
念じる声のやるせなさよ!
(17:57 2011/09/06)
好い加減、芝居はやめておくがいい。
やかましいことは云わぬよ。
わかめさんが悲しい顔で蛸に絡んだじゃないか、墨をかぶってますます黒くなろうとしているじゃあないか。
かわいそうだとは思わないのか。
そんなに白さを強調して。
かわいそうだとは思わないのか。
(18:01 2011/09/06)
やじろべえのおかげで野菜が買えなかったよ。しかたがないから自転車に乗って耳栓とキノコを買ってくるよ。
(18:02 2011/09/06)
貴方のことを忘れる間もなく時が過ぎていくので
このままだときっと一生忘れることは出来ない、
記憶の線と線はピンのようなもので縫い留められているのだと聞きました
ピンが抜け落ちてくれるのを待っているのです
錆びてかたまっていることは知らないふり
知らないふりをします
(15:26 2011/10/08)
手の届かないどこかしらであなたは泣きつづける、
泣かないで泣かないで、
わたくしの水をうばわないで。
(17:53 2011/12/28)