あまりめたるぱやるや、こんこんさくらみや、とりめいさくなき、くれはくらきね、みちらちら、みちらちら、くこくこくこら、くこくこくこら…さくらみや。
くこくこくこら。みちらちら。
(17:25 2012/05/09) (*水田に光る西日と蛙の音)
摘むのは姫の踊り子草、のやわらかな色つきの部分だけ。
茎立ち菜の花はアブラナの黄色、
薄紅紫と併せたならやさしい腕飾りがつくれそうだわと犬が背後で教えてくれたらしいけれど、
綱を引いたまま排泄物を片付けるのに夢中でよく聞こえませんでしたうふふ。
(17:31 2012/05/09)
くすぶる月のクレーターに線香花火をぶち込むぜ!
(18:29 2012/05/09)
カミツレ茶と猫の背中
(09:12 2012/05/11)
見よ、いつかに恋しく求めた希望が足の裏で踏みつけられている。
(16:07 2012/05/11)
夜の明かりを蛇の舌先でひとつひとつ消していくなら、さいごに残るのはお月さまばかりになりました。
はなびらを一枚、一枚、届く、届かない、届く、届かない……
(19:33 2012/05/31)
空はまっしろ、凝結したH2Oは黒いてんじょうとわたしの間に横たわり寝そべりあくびをして、うたうのは静かな反響の二重てんじょう、まといつく湿り気こそは体内のH2Oを恋しいと結合したがるとおい思い出の分子です。
曇りはきらい、どっちつかずの湿り気はきらい。
水のない月、いちにちめ。
(10:44 2012/06/01)
拾うべきものを拾えずにいた人生だった。
拾うべきものを拾えない人生を送ってみたいものだと友人の芸術家が話していたことを含めても。
(01:21 2012/06/03)
コーンの甘すぎるアイスクリームをなめればねっとりと濃い冷えた脂肪とタンパク質はわたくしの肉体にそっと滑り込み落ち着く場所を探し始めます。
(01:23 2012/06/03)
はなだいろがわたしのせなかにくっついて、じんじんと皮膚を通してしみてきました。
わたしのからだがはなだいろになってしまうまで、あと一時間もありません。
(12:54 2012/06/09)
残念無念、また明日。ツツジ餅は雨水に浸してさらして乾して、冷凍してから自然解凍して食べます。
やぶらこうじのじゅげむさんは、生け垣のツツジをぶっちぶっちとちぎり放り投げています。
なんとかしないと、ツツジがかわいそうだ。とツツジ餅をたべるぼくらは話し合った。
(13:02 2012/06/09)
『みどり。僕が地球なら君は月さ。君がいないと夜が心細くてたまらない』
『月ってね、年々地球から遠ざかってるの…』
『みどり…』
『まあ離れ離れになるのは何億年も後のことだけど』
『ははは』
『でも…遠ざかっていくのは確かよ』
『えっ…!』
(13:27 2012/06/09)
はくしょんしたらミラチリカにおこられてしまいました………ミラチリカのいるところでしか、はくしょんはしないことに決めているのにひどいよ…。
(15:01 2012/06/11)
うつむいた青空のなかに狂う向日葵の叫び声を聴いたら、涙がパンナパンナの溝に氾濫して、泥水につむじからぶつかるしかありませんでした。
わたしをゆるしてください。
(14:05 2012/06/22)
月を半分に割ったなら、甘みのある洋酒に浸して食べましょう。付け合わせに太陽珈琲、など、いかがなものかしらん?
(19:30 2012/06/28)
プロポーズした晩、かぐやさんは水の入った硝子製の徳利をくれた。瑪瑙に似た緑で、淵より二cmくらい低い位置まで透明な液体が満ちていた。
「今日から、こんぺい糖を毎日あなたに渡します。それをこの徳利の中に貯めていき、水が溢れたら、結婚しましょう」
わたしは泣いた。かぐやさんは、やっぱりずるい。
(19:40 2012/06/30)
声をあげて泣きたい。朱鷺の赤ん坊も生まれたっていうのに、声をあげて泣き喚きたい。
(21:01 2012/06/30)
意味もなくかなしくなって、誰かとお喋りしたい六/の最後の三時間。
わたしはこうして三時間をゆっくりと足下で絞め殺しながら、七の月の訪れを座して待つばかりの虚しい身空にすぎません。
(紡ぐ糸はさみしさばかりをぽたり、ぽたりと、地に落とします。わたしの声など、きっと届いていないのだ。)
(21:13 2012/06/30)
絞られていく、すりきれたタオルのようなこの気持ちを紛らわせるため、とりあえずプリンを食べようと思います。
(21:30 2012/06/30)
あっははははは!
あはーははははははは!!
あっはっはっは!
あははははははは、はははっ。は。は!!
(22:53 2012/06/30)