乗り越えるに未だ至らずして
我は天を見ゆ
残り物の火の星がブラウンを飛び交い
我は地を這いて
葉の色変わり逝けば
永遠は落ちゆく砂粒へと崩れ落ち
予感を預けて時の彼方へ去り行く来し方となりぬるか
ああ行く末の望みを内に抱えておればこその途惑いよ
光は果たしてまことに射すのであろうか
淡く暖かな道を我と共に歩みゆくと思うても構わぬであろうか

丑三つ時の鐘の手触り
あたたかき闇の胎盤
月のなき夜に音を吸い取るは 紛れもなく鐘自身である

あたたかき闇の胎盤

其は光満つるが予兆であらせられ・・・

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鈴の鳴る場所呟きの歌 (C)isuzu since2001