ああ
ああい
ああいうえ
ああいうえおかき
かきくけさしそ
たつなにまめも
やらわ ん
な
さ
おい
あ
あああ あ あ
あ
壊れた発声器を不恰好な爪先で引掻きながら
発声練習を もう少し
もう少し
雲が流れて流れて空が闇に抱き込まれても
空へ放つは私の小さな掠れ声。
ああ
あ
あい
川音に負けそうな 電車に飲み込まれそうな
人の足音に消されそうな それでもけして途切れるつもりもないの
私の声は生意気だから
---------------
鈴の鳴る場所呟きの歌
(C)isuzu since2001