がたんごとんがたんごとんがたんごとととと
尻の底からひびいてくるのだ
がたんがたたたごとんごごと
風景は通り過ぎゆくのだ
ふぉおーぴしゅー
トンネルに入る前に鳴らされる汽笛を聞くとき
電線に力を与えられ
鉄の細い道を進み続けるこの乗り物について
何万という人々がうずめて覆い隠してきた心をふとおもう
がたんがたたたととごごとととが
とんがたたごとととんととがたたん
しゅーおー
トンネルを抜けると田畑に薄霧がかかっていた
雲雲は灰色であり硝子は湿りのあかしを表面に伝えていた
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鈴の鳴る場所呟きの歌
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