目次

「アバラット3」原書感想目次 *時々挿絵つき*

DAYS 1 ('11.11.13)
prologue~chap. 1 (第1部/1章まで)
DAYS 2 ('11.11.16)
chap. 2~5 (第1部/5章まで)
DAYS 3 ('11.11.18)
chap. 6~10 (第2部/10章まで)
DAYS 4 ('11.11.19)
chap. 11~12 (第2部/12章まで)
DAYS 5 ('11.11.20)
chap. 13~19 (第2部/19章まで)
DAYS 6 ('11.11.21)
chap. 20~22 (第3部/22章まで)
DAYS 7 ('11.11.22)
chap. 23~25 (第3部/25章まで)
DAYS 8 ('11.11.23)
chap. 26~34 (第4部/34章まで)
DAYS 9 ('11.11.24)
chap. 35~44 (第4部/44章まで)
DAYS 10 ('11.11.25)
chap. 45~49 (第5部/49章まで)
DAYS 11 ('11.11.27)
chap. 50~51 (第5部/51章まで)
DAYS 12 ('11.11.28)
chap. 52~64 (第7部/64章まで)
DAYS 13 ('11.11.29)
chap. 65~76 (第7部/最終章まで)
"ABARAT 3 - Absolute Midnight" IMPRESSION
PART5:CHAPTER 50-51

※50章(Out of the Deep)~51章(Father and Son)までネタバレです。
52章以降はネタバレありません。

5部ラストまで行きたかったんですが、52章も長そうなので一区切り。。
双方のグロテスク攻撃の表現にバリエーションがありすぎて語彙が追いつきません…。
ひたすら辞書めくりの章だったような気が(笑)

50章

7SEEDSの春組みたいな展開に……!(ガクガク)

ピクスラーさんの様子が何かおかしいと思っていたら、そうかそういうことだったんですね……!
なんとなく勝手に、レクィアクスは巨大な深海生物でありママ・イザベラをモーゼの如く割ってどばあああと出現するようなイメージがあったので(笑)、かなり意表を突かれました。
SFでいうところの宇宙人とか生物兵器みたいな感じですね。
モトリー婆さんと宙に浮きながらの戦闘も実にSF映画チックな状態に。
というか2巻のVS孫といい、モトリー婆さんは宙に浮かんで戦闘するの好きですね。
週刊少年ジャンプのようである。

そして一つ目博士が盛大にフラグを回収してしまいました…こうなるとは分かっていましたがあまりにも早すぎる。
なむなむ。

それにしても、ピクスラーさんはどうしてキリスト教の宗教画なんて持っているんでしょうか?
昔、ヒヤアフターとの交易があった時代に手に入れたものなのか、それともピクスラー自身が(十二国記の山客とか海客の如く)ヒヤアフターの住人だったりするんでしょうか?
コメクソ・シティの企業としての性格が実にヒヤアフター的であることを考えれば、可能性はないともいいきれませんね。

51章

「父と子」という章題を目次で見た時は、キャリオンパパとキャリオンの再会がここでくるのだとばかり思っていました。
残念……夢だったかァッ!

ピクスラーさんてそんなにキッドのこと愛してたんだ、という驚きがまず一番です。
只のキャラクターじゃなかったんだろうか。
「ピクスラーには元々キッドと同じ顔の息子がいて、失った」⇒「自企業のキャラクターとして復活させた」⇒「さらに魔法で肉体も復活」という経緯をたどっている可能性もないでしょうか。

キッドにはキャンディとのフラグ(?)がたっているのでここで退場するとは思えませんが、レクィアクスもモトリー婆さんも、ここでどちらが退場してもおかしくないくらい接戦ですね。
どちらが勝ってもあまり良い未来は残っていなさそうですが、だからこそ全く勝敗の予想がつきません。

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やはりキャンディがいないと寂しいなぁ。
せめてキャリオンさんに出てきてほしいなあ。

'11.11.27
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