※65章65章~最終章(And Beyond)までネタバレです。

こんな未来を希望する!!(Gazの挿絵がないので容姿はイメージ補完。笑)
目指せ、逆転さくらんぼシンドローム。
そんなわけで、3巻読了いたしましたー!!
もーーーう、めっちゃめちゃ面白かったです!!!!!
今から4巻が楽しみ過ぎて楽しみ過ぎて楽しみ過ぎて…!!!
うおおおおお、すぐ出るだなんて期待してはいけないのに、明日にでも続きを読みたいそんなジレンマ矛盾の自家撞着ッ!!
とにもかくにも、アバラット世界とまだまだ縁が切れないことが幸せで嬉しくてなりません。
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とにかく、もっともっと皆さんの感想を覗いたり、語りあったり、ファンフィクション見たりしたいなぁ…!
早く出ろ出ろ邦訳版ッ!
アバラット3巻、とにかく楽しめました、大好きです!
そんなわけで、ざっくり最終章までネタばれ感想いきます!
萌え語りもあるよ!(いらない)
65章、66章
父子対面が素敵だよキャリオン親子が素敵だよ。
どうなることかとハラハラしていたので、無事対面できてよかったです。
…でもいい年して子守唄歌ってもらっているクリストファーが妙に可愛くて笑えるのは秘密だ。
そしてやっぱり、キャンディが『クリストファー』と呼ぶと心臓がどっきどきする。
ど、どうしてかな。
これって恋カナ。
特に『彼はあなたのお父さんよ、クリストファー。』とキャンディが言うあたりとか、なんともいえない高揚感が…ありますよね……下品ですがその(略)
Gazはすっかり前向きな代行指揮官ですね。
決断の速さといい、前向きさといい向いているんだろうなぁ。
それだけだと若い青い判断になってしまいそうなのを、マリンゴが適宜会話をして、状況判断のキャッチボールをしているから上手くいっているんじゃないかと(ひいき目もあるかもですが)感じます。
ミスチーフさんもいるしね!(うるさいけど)
どうしよう、というところで逐一会話しているのが、マリンゴ好きないすずさん的にはかなりグッときます。
グッと。
マリンゴも、ちゃんと新人なのにGazzaを認めて仲間扱いしているところがとてもよろしいです。
……とか思ってニヤニヤしてたらマリンゴと二人でキャンディのテレパシーダブル受信とか始めちゃうのでどうしようかと思った。
二人とも、対キャンディにおける受信精度が高すぎると思います。
素晴らしいのでもっと精度を高めてください。
ところで、以前の代名詞使ってるからミスリードも考えられて怪しいというあれなんですが、
今回もですね。
"Malingo? Gazza! I love you! "
とキャンディがメッセージを送ってきますが、この"YOU"が、Gazza君がヒャッホウしたように(笑)Gazにだけかかるのか、二人共にかかるのかは分からないように書かれてるなぁと思いました。
3人エンドの夢が広がってきた。
英語は奥が深いぜ……。
67章、68章、69章
魔法ハンマーで容赦なくドアを殴り開けるキャンディさんが相変わらず素敵です。
それにしても、ボア効果でキャンディが魔法に急速に習熟していることもあり、3巻でのマリンゴはあまり魔法使ったりなんだりの出番が…ないですね……。
というかグリフ作成の助手をしただけですよね……。
2巻のWormwoodでのロープ魔法による戦闘に興奮していた身としては寂しいものがあるです。
しょぼりんぬ。
うわああ、そしてそしてお父様がぁああ!!!
あうあうあう(涙)
正直、未だにNephaureeがどのような存在なのかはっきりつかみかねているのですが、とりあえずNephauree,貴様はやっちゃあならねえことをした。
くそう…。
これからめくるめく父子の愛・取り戻しダイアリーが見られると思ったのに!
どうしてくれるんだよう。
クリストファーがまた愛に絶望しちゃうじゃん!
70章
「キャンディがマリンゴとGazzaの方へ走りだし、まずGazzaがキャンディをきつく抱きしめて、キャンディが抱き返して、さらにマリンゴが、二人一緒に抱きしめる」という図が萌え過ぎてどうしていいのか分からないのでちょっと草原行って海呼んでくる
バーカーさん助けて!萌え過ぎて社会的におかしくなっちゃう!もうおかしいけど!
はぁはぁはぁハァハァハァ!!
もういいじゃん!三人エンドで良いじゃん!
あっさり落ちて申し訳ないけどもう陥落するよ!
Gazzaが彼氏でも良いよ!
そのうえでキャンディとマリンゴもお互いのことをどういう形であれ深く愛していて、マリンゴはGazzaを信頼していて三人一緒にみんな大好きでいたらもうそれでいいよ!!!!
ヤバいヤバい、この構図大好きすぎる…!
マリンゴはきっとキャンディのことがおそらく存在丸ごと大切で愛しくて、だからこそキャンディを愛する存在(Gaz)もまとめて大切にできちゃうレベルに達しているのではないかと思った。
そんな超上級者なんじゃないかと思った。
一方、Gaz君は良くも悪くも"男の子として"キャンディという"女の子"が好きなので、きっとその域に達することはない。
でも、だからこそ、キャンディへの愛がその域まで達しているマリンゴをただの仲間以上に信頼できているんじゃないかという、そんな妄想である。
はー。
素晴らしいわー。
最高です眼福です心の眼福です。
71章
わ、私の3人エンドの夢が…!!
と蒼白に落ち込みつつ、それでも "Her beloved Malingo" にフフッ…となっていたいすずさんはいろいろ手遅れだと思う。
(というかあまりにガーン!!となりパラパラとめくっちゃったせいでその後マリンゴの台詞があるのを見ちゃってしまい、安心していた)(だめっ子)
それにしても。
地の文的に、キャンディはGazzaに特別な恋愛感情をいだいているので間違いないと思うんですが、Malingoに対する愛も相当に深いですよね。
"beloved" って語感的には、彼氏以外では夫や子供に使うレベルの愛の深さのような気がする。
"The Hag had taken him from her."というキャンディの心情描写についても、ちょっと「友達」というレベルを超えてます。
"my geshrat"っていうレベルです。
Gazzaについて「この隣にいる男性と一緒にABARATで過ごしていきたい」と思っているらしいキャンディですが、同時にマリンゴとの「二人、永遠に一緒にいる」という約束も受け入れていますよよね。
その二つが並列しているところに、ほんの僅かばかりの疑問符を感じます。
まあ3人エンドであれば全く問題は生じないわけですが。(キリッ)
72章、73章
クリストファーって、73章以降ラストまで姿を見せていませんよね……。
どうなったの。
無事なの。
無事でいてくれ!!
また祖母孫空中大合戦が行われますが、キャンディが(一度見たからもういい)とまったく興味を持たないのちょっとオモロイ。
しかもまた孫負けてる…!!(ぶわっ)(涙)
なんかキャリオンさんてば、格好良く反旗を翻しては祖母ちゃんにぶちのめされて、また従順なふりしてはストレスためて格好良く反旗翻しては祖母ちゃ(以下エンドレス)なのでちょっと泣けてきます。
さてさて、どうやらAbsoluteMidnightは終了しつつあるようですが、考えてみると一人も敵が減っていません。
むしろ増えてる!
Nephaureeが!!
4巻以降も解決すべき問題が山積みだぁ……。
74章
復ッ活ッ!ゲシュラット復活ッ ッ!ゲシュラット復活ッッ!
そんな恰好で笑わせないでくれよ。
というわけでゲシュラットには可及的速やかに身体を再生していただくとして、Gazzaが彼氏決定した場合の理想形である3人仲良しエンドは達成できそうで何よりです。
……と、ところでどのくらいかかるんだい?
いつまで頭のままなんだい?
4巻冒頭ではきっと戻っていますよね…?
戻っていなかったら泣く。
75章、76章(最終章)
そんなわけで意外や意外、世界の端からイザベラ海を滑り落ち、Candy & Malingo & Gazzaの3人組で別世界へと降りたったところで「次巻へ続く」と来ましたか!!
ふおおおお。
めっちゃくちゃ続きが気になるっ!!
キャンディとマリンゴの親愛関係が大好きで、それにGazzaが加わった時の3人の関係もジワジワとツボに嵌りつつあるので、この3人での冒険になるんだとしたらかなりかなりかなり嬉しいなァ…!!!
しかし、これまでもポツポツ呟いてきたのですが、やっぱりキャンディからGazzaへの愛情表現が時々ミスリードっぽくて、わたし、気になります。
確かに、キャンディはGazzaのことが好きだと思う。恋してるんだと思うのです。
でもマリンゴにそういう意味での可能性が残されていないかというと、それもまた充分にあり得る書き方になっているような…"beloved" だし。
(マリンゴとは、関係は愛だろうとそうじゃなかろうと一生一緒にいてほしいですがっ)
これまでの描写をちょっと見返してみると、キャンディって決定的な一言をGazに一切返していないんですよね。
告白されたりはしていますが、私も愛してるわ、ずっと一緒にいましょうね、とは何故か言わないのです。
もちろん、心の中で(この人と隣で顔見て生きいきたいなぁ)とは思っているのですが…。
なんともキャンディらしくなくて気になる。
返事しなさすぎてちょっと不自然なくらいです。
●Gazzaの告白未遂の歴史
1.グリフを挟んでの会話:「言えよ。感じてること」「私が想像してることじゃなくて?」的な曖昧な会話とお互いハニカミ
2.キャリオンパパに告白をアテレコされる:『愛してる。骨の髄まで』「(ガーン)…もっとだよ」→キャンディ「こんな時じゃなかったら良かったのにね」
3.船からテレパシー:Malingo? Gazza! I love you!"→会話の流れ的に、二人まとめて「愛してる」だった可能性もある
4.ようやく自分で告白:"I love you, Candy." →微笑まれて終了。マリンゴが「その微笑んでるだけの状態、どういう意味なんだ?」と聞いたものの返事無し
ふむ………。
実際、まだ「マリンゴのキャンディに対する気持ちが恋愛なのかどうか」「マリンゴがそれを自覚しているのか」「キャンディにとってマリンゴはGazzaと比較してどういう存在なのか(友達にしては愛しすぎてるが恋でもなさそう)」という3人の関係にとってもっとも重要な二点が描かれていないので、この先、ただキャンディがGazと恋人同士になってマリンゴがそれを祝福して終了、というわけにもいかないのかなと思います。
少なくともGazzaは、マリンゴはキャンディを愛している、と考えているようですし。
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35章といえばラストのジョン・サーペントがツンデレ過ぎてやばい。
彼のポテンシャルが計り知れない。
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さてさて、めまぐるしく展開しましたクライマックスではございますが。
キャリオン卿はじめ、ピクスラー&レクィアクス&コメクソキッド、ジェネヴァ&トム、ミスチーフ兄弟、そしてそしてボアとフィネガン。
アバラットへ置き去り組にも伏線や試練がまだまだいっぱいあるんですよね。
途中から交信が途切れちゃいましたが、ボア王女とか何してんだろ……。
レテオにも再登場してほしいですし(死んでないよね?!)、アルメナックのクレップ5世さんも無事かどうかぜひ教えてほしいものです。
まだまだ知りたい顛末がたくさん。
チキンタウンも混迷を極めたままですし、ますます予想がつきません。
うーむ。
そうすると4巻は同時並行の物語になるのかなぁ。
それとも3人による別世界(鏡合わせの世界?)の冒険が主なんだろうか…!
(個人的にはそれでも全く構わない)
いろいろ想像するだけでドキドキします…!!
楽しみ過ぎる!!
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というわけでして、2週間強にわたって毎日熱狂しまくったアバラット3巻感想も、ここで一旦おしまいです。
本っ…当に面白かったーーーー!!!! 本編のお楽しみに、アホまみれの感想が少しでも花を添えられたのなら幸いです♪
誰とも感想を語り合えずに激しく飢えているので(笑)、もし読まれた方は、WEB拍手やSNS、サイトインデックスのメールフォームなどからご連絡いただけるととってもとっても嬉しいです~。
一緒に語りましょう!
とにかくとにかく、今は4巻を座して待つのみですね!
次回はなるべくはやく4巻でお会いできることを祈って。
ありがとうございましたー!