※20章(Tomorrow, Today)~22章(Turning Away)までネタバレです。
23章以降はネタバレありません。
もうちょっと先まで読めそうなのですが、22章が萌え過ぎたのでここで区切るよう(´∀`*)
はわーはわわわわー。はわわわわー(お花畑)
キャンディ&マリンゴが一緒にいて仲良くしている姿が大好きなので、22章を読んでいる最中、本を掲げてごろごろゴロゴロ転げまわりながら、「ひゃっほう!ひゃっほう!」と叫びつつ椎名林檎みたいに踊りだしたい気持ちでいっぱいでした。
でもドトールで読んでいたので頬の緩みをおさえるだけで精一杯でしたいやーん。
うへへ!うへへへへへへ。
ニヤニヤが止まらんよー!!
うわーうわーうあわわわ!もう大好き!大好き!!!
Clive Barkerさんを幸せにする魔法の指先を持つお方としてあがめたてまつりたい。
20章
そんなわけで、第三部の始まりです~。
三部タイトルは「魔法がいっぱい」と訳すと妙にファンタジックですが…。
20章に描かれた情景を見ても、実際は世界は暗い方へ暗い方へと向かっている様子。
21章
"Her precious Christopher" に衝撃を受けました。
まさかこんな表現を見る時が来るとは…。
キャリオンさんが感涙して悪夢を振りみだして走ってきそう。
そしてボア王女に直前で避けられそう。
かわいそうな真夜中の王……(ひどい妄想)
というわけで(笑)、
キャリオン逃げて超逃げて!!また騙されちゃう!
と言いたくなってしまう恐ろしいボア王女恐ろしいそんな21章です!
ボア王女やりおるわ……。
環境で悪人になっただと?ちがうねッ!!
こいつは生まれついての悪だッ!! (((( ;゚Д゚)))
出会いから演出されてたとかまじパねえ。
食パンくわえて、髪を乱して曲がり角で待ちぶせされてたことにも気付かずコロッと恋に落ちちゃったキャリオンさんもちょろいよおおぉおォ!
まぎれもなく真夜中の王はピエロだよ!ピエロなんだよ!(涙)
王様なんて仮の姿だったんだ……本当の職業は道化師だったんだ…恋の道化師だったんだよ…。
それでもまた二人一緒に昔のことは水に流してやり直して、二世界同時征服しちゃいましょ♪私と貴方ならできるわ!と誘いに来る気満々のボア王女さん超怖い。
しかもキャリオンさんのことだから、罠だと思いつつ恋に負けて誘いに乗っちゃいそう。
そしてまたいざとなったらポイされちゃいそう。
ていうかボア王女自ら「innocent Princess」を演じていたとか自白しちゃってるしもう駄目だ、この姫もう駄目だ…。
やっぱり最初から手遅れだったんだね……。
ちなみにあくまでボア王女が "Absolute Midnight"を求めているのはキャリオンとの繋がりによる物であって、メイター・モトリーのことは眼中にないんですね。
ちょっと意外でした。
この先、この腹黒王女と暗黒婆様がどういう関係になってくるかで3巻の展開が大きく左右されるのか……。
ドキドキ。
手を覆った指の間から二人のやり取りを見たいようで見たくないようなこの感覚……。
これが恐怖なのか!
22章
萌 え 過 ぎ て 死 ぬ か と 思 っ た
ゲシュラットおまえ……その口説きっぷりどこで覚えたぁッ!
もうプロポーズじゃねえか!!
口説いてるじゃん!
このゲシュラット口説いてるよ!!どう見ても口説いてるよ!!
しかもそれと知らせず冗談に紛らせながら心の傾斜角をちょっと片一方に向けて押しつつ、少しずつ誘導していくという高等技術を使ってやがるよ!!!!
何これ何これ何これハァハァハァハァ(鼻息)
萌え過ぎて死ぬかと思った!!
何これ私の妄想じゃないんですか?
私の妄想劇場をバーカーさんが夢で読み取ってここに記載したんですか?
幸せだわー。
何度読み返しても仲が良すぎて最高だわー。
マリンゴが、キャンディが(ここにいてもまあいいかなぁ)と思えるようになるように手を変え品を変え高度な口説きテクで冗談を交えつつ笑わせてちょっとずつ心を動かそうとしている辺りにはもう悶え過ぎて言葉もないわー。
自分の中の一部が空っぽになってしまって、自分が何かするたび人が死んでしまって、誰かを助けることができたのは全部ボア王女の力だったんだと言って泣くキャンディが女の子らしくて可愛ゆ可愛ゆです。
しかしそれに対して
「君のせいで俺に何も起こったりしないって誓うよ。一生君と一緒にいる。ヴォルフスウィンケルの館から出た時からそう思ってた。この女の子は指先から奇跡を生み出すんだって」とか真顔で言っちゃうマリンゴはちょっと体育館裏に来てそれどこで覚えたのか白状すべきだと思った。
なんて格好良いんだ。
というかその後の
"And I looked in your eyes - I remember this so, so clearly - and you know what I saw?"
"What?"
"Exactly the same person I'm looking at right now.
Candy Quackenbush, of Chickentown, Minnesota."
という台詞が堪らん……!!
これ、キャンディが一番心の底で必要としていた言葉ですよ絶対!!
うわーうわーわわわーーうわー><!!!!
そこから真摯に力強く、キャンディによってどれだけ素敵なこともいっぱい存在したのかについて言葉を尽くしてくれて、キャンディがようやく笑ってしまうところにすかさず
"You can't leave." と断じてしまうところとかマジこのゲシュラットどこでこの口説き方覚(略)
ラスト、議論を避けて気持ちは変わらないと言うキャンディに意地悪そうに
「その話は後でな。」と繰り返して笑うゲシュラットとかこいつもうほんと……!
最高っす!
御馳走さまです!
仲良しさんでたまらないなーうへへ。
誰よりボア姫の脳内に詳しいキャンディさんがきっぱり言いきっちゃったでござる。
かわいそうに……。